AGAではNorwood分類が世界的に広く使われています。
前額部髪際部が後退した物をM型、頭頂部が薄毛になったものをO型と称します。
Norwood分類では以下のように脱毛の状態を言います。
TypeⅠ:角額に後退がない。
TypeⅡ:角額の後退があるがcornal lineの2cmを超えない。
TypeⅢ:角額の後退がcornal lineの2cm前方を超えている。ただし頭頂部の脱毛がない。
TypeⅣ:頭頂部の脱毛があるが、前頭部の脱毛との間は完全な有毛部である。
TypeⅤ:頭頂部脱毛と前額部脱毛を分けている有毛部に脱毛が見られるが、完全に融合していない。
TypeⅥ:頭頂部脱毛と前頭部脱毛が完全に融合している。両側頭部有毛部の上縁が山型である。
TypeⅥ:頭頂部脱毛と前頭部脱毛が完全に融合している。両側頭部有毛部の上縁がほぼ水平である。
前額部・角額の毛髪が保たれているのに、頭頂部が脱毛を示すものをVertex-variationとして適宜される。
※Cornal line 耳端上端と頭頂部を結んだ線
正しく診断をつけることは治療効果を判断する上で必須となります。